今治発・世界へつながる海の祭典「バリシップ(BARI-SHIP)」とは?
今治発・世界へつながる海の祭典「バリシップ(BARI-SHIP)」とは?
このイベントは、日本国内はもとより、世界中の海事関係者が集う大規模な展示会として、年々注目度を高めています。
◆ バリシップってどんなイベント?
バリシップは、「海事都市・今治」が誇る国際的な海事産業の展示会で、最新の船舶技術や海運ソリューション、舶用機器などが一堂に会します。名前の由来は、今治の地元呼称「バリ」と「SHIP(船)」を掛け合わせたもので、地域色を大切にしながらも国際的なスケールで開催されています。
開催頻度は2年に一度で、例年5月頃に今治港周辺で行われ、国内外の造船所、機器メーカー、海運会社など約300社以上が出展。数千人規模の来場者を迎えます。
◆ バリシップの見どころ
最新の海事技術が集結
燃費効率を向上させる舶用エンジン、環境規制に対応する排ガス処理装置、自動航行システムなど、最先端の技術が展示されます。
リアルなネットワーキングの場
国内外の業界関係者が直接顔を合わせ、ビジネスマッチングや技術交流が行われるのもバリシップならでは。地元企業にとってはグローバルなビジネスチャンスです。
今治ならではのローカル色も
展示会場周辺では、地元グルメや観光資源を紹介するイベントも同時開催。海事関係者だけでなく一般の来場者も楽しめる仕掛けが施されています。
◆ 今治と海事産業の深い関係
今治市は、日本の民間造船業の中核を担う地域のひとつ。国内の新造船の約3割がこの地域で建造されていると言われています。バリシップは、そんな今治の強みを国内外に発信する絶好の機会であり、地域経済にも大きな波及効果をもたらしています。
◆ 地元に根ざした国際展として
大規模な展示会でありながら、バリシップは今治の人々の温かさが随所に感じられるイベントでもあります。地元学生のボランティアや市民団体の協力など、地域一体となった“おもてなし”が、来場者からも高く評価されています。
海事関係者はもちろん、地元に住む私たちにとっても、誇りあるまちの姿を再発見できるイベントです。